前回乗ったのは去年の夏だった。
あの時も孫と乗ったのだが、ゴンドラの中は灼熱地獄。
乗り込んだ瞬間に「しまった」と思ったが、時すでに遅し。
窓際に置かれた団扇の意味が即理解できた。
一周僅か数分ばかりの観覧車だが、それでも下りた時には全身汗だく状態となっていた。
そのようなわけで、景色などゆっくり見ている余裕などなかったが、今回は暑くも寒くもなくとても快適だった。風景もじっくりと堪能出来た。
観覧車が置かれている三井アウトレットパーク仙台港店は、その名の通りすぐそばに仙台港がある。
この港はトヨタ自動車の新車積み込みや太平洋フェリーの中継地となっており、この日も岸壁に係留された大型貨物船や太平洋フェリーの巨体がよく見えた。
いつもは下から見上げる大きな船も、俯瞰で見るとなかなか良いものだ。
観覧車が頂上近くになるにつれ、一緒に乗っている孫からは「あれは何」「これは何」と次々に質問攻めにあう。
去年はまだ二歳と幼かったので、ただニコニコしながら乗っているだけの孫だったが、僅か一年間の成長ぶりに驚きながらも嬉しくなった。
ゴンドラの窓を開けると爽やかな秋風が吹きこんでくる。孫はその窓から小さな手を出して、下で待ち受ける息子夫婦に手を振った。
「今度はパパとママと乗る」
孫には、最初はじいじかばあばと、その次は親と乗るというこだわりがあるようで、結局このあと息子夫婦とゴンドラに再乗車していった。
彼らが下りて来るまでの間、秋の青空に吸い込まれて行くような観覧車をぼおっと眺めていた。
「幸せなひととき」
こんな言葉が心に浮かんだ。
コメント
手に取るように、そのお幸せな光景が目に浮かびます。
可愛いお孫さんの健やかな成長ぶりに目を細めるお姿目に浮かびます。
ヒコヒコさん。お幸せですね〜(^_-)
ありがとうございます。
仕事をリタイアし、心のよりどころは孫だけになってしまったようです。
これじゃいけないんですけどね。
でも、孫の顔を見ていると、どうしても顔が綻んでしまいまして・・・
お幸せですよ❣
お孫さんは、あっという間に大きくなります。
今のうちですよ！ 一緒に遊べるのも…。(^^)/
海の上に浮いている観覧車にも見えます^ ^
親孝行のヒコヒコさんには癒しの一日だったようですね
そちらも来週は寒暖差が激しくなるようです
風邪など引かないようご自愛下さい
そうですね。
ぼぉ〜っとしている時間は大切ですね。
孫もいつのまにか大きくなっているし、何事もなくこうやって遊んでいられることは本当に幸せな事だと思います。
そのうち、じいじと遊んであげたなんて言われるかもしれません。
それはそれで楽しみです(笑）
孫たちのゴンドラを見上げながら撮影した写真です。
ひつじ雲が綺麗でしたので、思わずシャッターを切りました。
我ながら綺麗に撮れたなと自負しています。
さて、このところの寒さで、朝夕はストーブを焚き始めました。
冬もすぐそこまで来ているようです。
梅子さんもどうぞご自愛のほどを！
私が最後に観覧車に乗ったのは、お台場のかな？ おばさん4人でした。
・・・高所恐怖症まではいきませんが、観覧車のてっぺんはあまり好きじゃないです（苦笑）
また素敵な家族とのお話でほっこりしてます。孫は目に入れてもいたくない と言いますからね。
可愛がられるのは手に取るようにわかります。またお孫ちゃんもじぃじの優しさをちゃんと知っているんですね。日頃のお付き合いの賜物です。
三井アウトレットモール仙台港店、去年太平洋フェリーで立ち寄った仙台港のすぐ近くにあったんですね。
私は反対側にあるイオンで時間をつぶしましたが。。。。去年の旅を思い出しました。船酔いでぐったりしたこと(笑)
穏やかな幸せなひととき、今の時代にとても大切なことだと思います。
みているようです。
最近の、邦画は、今、話題沸騰の「鬼滅の刃」まで、家族に関する物語や、親子
夫婦間の題材が多いですね。
また、欧州では、徐々に感染が拡がってますが。空を見上げれば、秋の雲。この平和なひとときが続くよう願わずにはいられませんね。孫達の為にも。
観覧車は何と言ってもあのゆっくり感が良いですね。音も殆どしませんから同乗者との話も落ち着いて出来ますしね。
ただ私の場合も、もし一番てっぺんで止まってしまったらどうしようと、そんなことをつい考えてしまうのです。
てっぺんっが苦手とおっしゃるマダムMさん。実は私もです。
孫がいなかった頃は、今ひとつピンと来なかった歌がありました。それが大泉逸郎の「孫」という演歌です。
♫なんでこんなに可愛いのかよ 孫 という名の宝もの じいちゃんあんたにそっくりだよと...♫
冒頭のこの歌詞がようやく理解できるようになりました。
妻も同じようなことを言っております。そしてお互い歳を取ったんだねとも。
庵さんが立ち寄られた仙台港ですが、三井アウトレットモールはそこからクルマで２〜３分のところにあります。
フェリーが入港する時、お分かりになったかどうか、真正面に小高い丘を有した公園が見えるのですが、３M公園といいまして、私はよくここで孫と遊んでいます。
晴れた日にはとても気持ちの良い所です。
そうそう、私もいつかこの太平洋フェリーに乗って、苫小牧、名古屋へ行ってみたいと思っています。庵さんは船酔いに苦しまれたご様子ですが、私は酒に酔っても船には酔わないタイプなので多分大丈夫だと思います。
３M公園で船を見ながら、いつか孫たちと旅が出来たら、きっと楽しいだろうななどと夢想するこの頃です。
いつもお読み頂きましてありがとうございます。
私の日記が「短編映画」のようだとは、映画好き写真好きの私にとっては最大限の褒め言葉。今後の大いなる励みとなります。改めて御礼申し上げます。
先ごろ公開さた映画「鬼滅の刃」は大ヒット中だとか。アニメ好きの長男に教えられ、早速ビデオでTVシリーズ版を観ましたが、随所に考えさせられるものがありました。
「家族という病」なる本が世に出るような昨今の日本において、家族や親子、夫婦、友人といった人の絆というものに、また再び世間の耳目が向けられ始めたのかなと、大ヒットの理由を重ね合わせてみました。
さて、今年は年初から新型コロナ禍で世界中が苦しめられましたが、いつになったら終息するのでしょうか。
今はただ1日も早く平穏な日々が訪れることを祈るばかりです。