仙台名物といえば「牛タン」「笹かま」「ずんだ餅」「萩の月」「麻婆焼きそば」等々あるけれど、それら全国区の品々以外に、我ら仙台人が愛してやまないものがある。それが「三角あげ」だ。
仙台市中心部からクルマを走らせることおよそ一時間。仙台市の水瓶のひとつ、大倉ダムの上流に定義山西方寺という古刹がある。その参道の一隅に「定義とうふ店」という創業120余年の豆腐屋さんがある。
ここで作られている「三角あぶらあげ」は、今や仙台人のソウルフードと言ってもよい。
実を言えば、あぶらあげは好きでも嫌いでもなかったのだが、或る時人に教えられて食べてみたところ、その美味しさの虜になってしまった。
大豆100パーセントの豆腐を、低温の油と高温の油で二度揚げし、カリッとした歯触りとふっくりとした舌ざわりの三角あぶらあげは絶品である。
大人の手のひらほどの揚げたて熱々の三角あげに、醤油と七味唐辛子をかけて頂くのだが、このシンプルな食べ方が一番美味しいと思う。
このお店には結構有名人も来店しているが、前回の日記に書いた堺雅人さんも、映画のロケで仙台滞在中にここを訪れて、三角あぶらあげを食され、すっかり気に入られた様子だ。
半沢直樹は実はあぶらあげ好きだった、ということか。
その時の話は「文・堺雅人② すこやかな日々」(文藝春秋刊)というエッセイ集の冒頭に登場する。ご関心を持たれた方は是非一読をお勧めする。
天は二物を与えずとはいうけれど、彼には文才も備わっているようだ。
仙台市中心部からクルマを走らせることおよそ一時間。仙台市の水瓶のひとつ、大倉ダムの上流に定義山西方寺という古刹がある。その参道の一隅に「定義とうふ店」という創業120余年の豆腐屋さんがある。
ここで作られている「三角あぶらあげ」は、今や仙台人のソウルフードと言ってもよい。
実を言えば、あぶらあげは好きでも嫌いでもなかったのだが、或る時人に教えられて食べてみたところ、その美味しさの虜になってしまった。
大豆100パーセントの豆腐を、低温の油と高温の油で二度揚げし、カリッとした歯触りとふっくりとした舌ざわりの三角あぶらあげは絶品である。
大人の手のひらほどの揚げたて熱々の三角あげに、醤油と七味唐辛子をかけて頂くのだが、このシンプルな食べ方が一番美味しいと思う。
このお店には結構有名人も来店しているが、前回の日記に書いた堺雅人さんも、映画のロケで仙台滞在中にここを訪れて、三角あぶらあげを食され、すっかり気に入られた様子だ。
半沢直樹は実はあぶらあげ好きだった、ということか。
その時の話は「文・堺雅人② すこやかな日々」(文藝春秋刊)というエッセイ集の冒頭に登場する。ご関心を持たれた方は是非一読をお勧めする。
天は二物を与えずとはいうけれど、彼には文才も備わっているようだ。
コメント
仙台は美味しい物が沢山ありそうで羨ましいです。新幹線で一時間? 落ち着いたら行ってみたいです(笑)
この三角油揚げは仙台市内のデパートや通販でも買えると思いますが、やはり一番は現地で揚げたてを食べることでしょう。
仙台はこの時期、牡蠣が美味しいですよ。東京からだと、速い新幹線で1時間半くらいでしょうか。十分に日帰り圏ですので是非お越しください!
次に行った時はぜひそれをいただきたいと思います。
三角揚げもおいしそうですね!
調べてみたら、七味が「ニンニク七味」だそうで、
これがまた美味しいとか…その調味料だけでも手に入れたいです。
仙台は海や山にも近いので、四季を通して美味しいものにありつけますよ!
今は牡蠣以外にも東物(ひがしもの)と言って、マグロもおススメです。赤身もトロも最高です。
麻婆焼きそばは「竹竹」(ちくちく)という店が発祥とも言われています。一度だけ食べに行ったことがありますが、麻婆豆腐と焼きそばがこんなにマッチすることに驚いたものです。
三角油揚げに七味唐辛子は外せませんが、ニンニク七味はより美味しくなりますよ!
確か参道にあるお土産物店で買えたような記憶があります。
今ならGOTO利用で気軽にお越しください。