最終報告 Vol.1
2019年1月24日 お仕事 コメント (9)
ボロボロと言ったら良いだろうか。それともクタクタと言った方が正しいだろうか。
昨夜、福島県における二泊三日の出張から戻って来たが、心の充足とは裏腹に、身体は悲鳴を挙げながらの帰還となった。
なにしろ前の週の秋田・青森・岩手の出張で体調を崩し、それが癒えぬうちの福島出張であった。
21日の夜半、空気が凍りつきそうな会津若松市に到着し、息子と二人で震えながらホテルに飛び込んだ。この日は二人とも朝食を僅かに取っただけだったので、とにかく夕飯を食べに行こうと再び凍れる街へと出たのだが、20時前だというのにほとんどの店は閉まっている。
結局、間もなく閉店という「若松食堂」さんに飛び込み、おかみさんのご厚意で、なんとか食事をさせて貰えることになった。そして以前から息子が食べたがっていた会津若松名物のソースかつ丼を注文した(写真上)。
出されたかつ丼には半ラーメンが付いているので、昼抜きの我々にはとても有難い。閉店を過ぎたお店に迷惑をかけてはいけないと、一気に平らげた我々が店の外へと出た頃には、静まり返った会津若松の街に雪が舞い始めていた。
深夜、ふと目が覚めて何気なく窓の外を見てみたら、辺り一面が雪景色に変わっていた(写真中)。駐車場のクルマもすっかり雪に埋もれてしまったようだ。
私は身震いすると、再びベッドの中へと潜り込んだ。
翌日の会津での仕事は無事に終わり、磐越西線を郡山まで戻ることになった。
そういえば昨夜はスーパームーンだったなと思いながら、こちらでは雪空のために見えなかったことを思い出す。でも、ソースかつ丼とラーメンのおかげで、私も息子も腹だけはスーパームーンのようになったことで満足だ。
そんな馬鹿話を息子と交わしながら、昨夜は無かった雪道を踏みしめながら、駅へと向かった。
午後から行われた郡山市の担当者たちとの会議も無事に終わり、残すは翌日のいわき市だけとなった。
郡山での宿へと向かっていると、隣りを歩く息子の様子が変だ。どうかしたのかと尋ねると、この時期の出張用にと購入した防寒靴で、大きな靴擦れを作ってしまい、歩くのがとても酷いとのこと。おまけに私と違って体脂肪が無いせいか、寒さが骨身に沁みたのだろう。どうやら風邪をひいてしまったようだ。
これはいかんということになり、とにかくホテルで足の治療を行い、薬を塗って絆創膏を貼った。
風邪薬も私が買った市販薬を飲ませ、しばらく様子を見ることにした。
私はホテルの近所のコンビニへ必要なものを買いに出かけたが、ふと空を見上げると昨夜の続きのスーパームーンが雲間から姿を現していた(写真下)。
気がつけば私も咳をしている。これは私の風邪を引いた時のお決まりパターンだ。最後に身体の一番弱い部分、私の場合は気管支にきてしまうのだ。
(頼むよ、お月さん。あと一日、ツキを持たせてくれよ)
そう思いながら見上げたスーパームーンは、知ってか知らずか再び雲の中へと姿を隠した。
(つづく)
昨夜、福島県における二泊三日の出張から戻って来たが、心の充足とは裏腹に、身体は悲鳴を挙げながらの帰還となった。
なにしろ前の週の秋田・青森・岩手の出張で体調を崩し、それが癒えぬうちの福島出張であった。
21日の夜半、空気が凍りつきそうな会津若松市に到着し、息子と二人で震えながらホテルに飛び込んだ。この日は二人とも朝食を僅かに取っただけだったので、とにかく夕飯を食べに行こうと再び凍れる街へと出たのだが、20時前だというのにほとんどの店は閉まっている。
結局、間もなく閉店という「若松食堂」さんに飛び込み、おかみさんのご厚意で、なんとか食事をさせて貰えることになった。そして以前から息子が食べたがっていた会津若松名物のソースかつ丼を注文した(写真上)。
出されたかつ丼には半ラーメンが付いているので、昼抜きの我々にはとても有難い。閉店を過ぎたお店に迷惑をかけてはいけないと、一気に平らげた我々が店の外へと出た頃には、静まり返った会津若松の街に雪が舞い始めていた。
深夜、ふと目が覚めて何気なく窓の外を見てみたら、辺り一面が雪景色に変わっていた(写真中)。駐車場のクルマもすっかり雪に埋もれてしまったようだ。
私は身震いすると、再びベッドの中へと潜り込んだ。
翌日の会津での仕事は無事に終わり、磐越西線を郡山まで戻ることになった。
そういえば昨夜はスーパームーンだったなと思いながら、こちらでは雪空のために見えなかったことを思い出す。でも、ソースかつ丼とラーメンのおかげで、私も息子も腹だけはスーパームーンのようになったことで満足だ。
そんな馬鹿話を息子と交わしながら、昨夜は無かった雪道を踏みしめながら、駅へと向かった。
午後から行われた郡山市の担当者たちとの会議も無事に終わり、残すは翌日のいわき市だけとなった。
郡山での宿へと向かっていると、隣りを歩く息子の様子が変だ。どうかしたのかと尋ねると、この時期の出張用にと購入した防寒靴で、大きな靴擦れを作ってしまい、歩くのがとても酷いとのこと。おまけに私と違って体脂肪が無いせいか、寒さが骨身に沁みたのだろう。どうやら風邪をひいてしまったようだ。
これはいかんということになり、とにかくホテルで足の治療を行い、薬を塗って絆創膏を貼った。
風邪薬も私が買った市販薬を飲ませ、しばらく様子を見ることにした。
私はホテルの近所のコンビニへ必要なものを買いに出かけたが、ふと空を見上げると昨夜の続きのスーパームーンが雲間から姿を現していた(写真下)。
気がつけば私も咳をしている。これは私の風邪を引いた時のお決まりパターンだ。最後に身体の一番弱い部分、私の場合は気管支にきてしまうのだ。
(頼むよ、お月さん。あと一日、ツキを持たせてくれよ)
そう思いながら見上げたスーパームーンは、知ってか知らずか再び雲の中へと姿を隠した。
(つづく)
コメント
お疲れでした。戦士のご帰還って感じですね。風邪如何ですか??
うーーん。拝読していても氷りそうな風景描写。大変でしたね。
が、しかーーし。私の大好きな会津若松でソースカツ丼を召し上がったと。
写真見ながらお腹がグーっつってなりました。美味しいですよね〜〜!!
郷里にも栄寿亭というソースかつ丼のみの古いお店があるんです。
ソースかつ丼私にはソウルフードです。
埼玉では秩父にわらじソースかつ丼があるとか。ひと段落して暖かくなったら連れて行ってもらおうと思います。
スーパームーン。綺麗でしたよ。蜜柑色の大きな大きなお月様。
感動しました。
息子さんもお風邪ですか?靴づれには傷パワーパッドが宜しいかと。
親子ですっかりか風邪引いてしまった様ですね。
いわきのお仕事終わったら、どうぞ週末ゆっくりなさって下さいね。
どうかお2人ともご無事で。
ソースカツ丼と半ラーメンですか?さすが半ラーメンは食べられない(-_-;)
皮下脂肪さん、最近は防寒のお仕事をしてくれません(-”-) 単なる「脂肪」に成り下がったようです(怒)
お仕事が一段落したら、風邪をきっちり退治してください!
マサムネさんにも福島人の血が流れているんですね。なんとなく同じ匂いを感じていましたよ(笑)
私の両親、特に親父の方は生粋の福島人です。今でも親戚が大勢住んでいますが、私の従弟に親父とよく似た者がいまして、息子によく間違われています。
お陰様で無事に帰還致しました(あまり無事でもなかったかな)。
私は何度か食べましたが、息子はソースかつ丼が初めてだったので、感動していたようです。ちなみに学生時代にトンカツ屋でバイトをしていたので、味にはなかなかうるさい息子ですが、美味しかったと感想を漏らしていました。
翌日の郡山市でも、晩飯にとんかつを付き合わされて、胃の調子がおかしくなりました。
若い人と一緒に行動していると、こういうことになってしまうのですね。
さて、今夏は完璧なスーパームーンを見ることは出来ませんでしたが、仕事のツキはあったようで、とりあえず安堵しています。風邪もインフルエンザではなかったので、これについても運が良かったと言っておきましょう。
さて、今度の週末ですが、私は或る場所へ行ってきます。この寒いのにそんなところへと言われそうな場所です。
それについても、またご報告致します。
私はソースかつ丼よりも、ラーメンがとても美味しく感じられました。
寒い夜は熱々のラーメンが最高だなと、改めて思った次第です。
出来れば隣りの喜多方市で、喜多方ラーメンを味わいたかったのですが、今回もその時間を作り出せなかったのが残念でした。
体脂肪の話で思い出しましたが、しばらく前から「えごまオイル」を毎日3グラムずつ摂取するようにしていたのですが、少しずつ体重が減って来たような気がします。そういう効果を期待しての摂取でしたので、ついに効果が現れて来たかと喜んでいます。
マダムMさんも、もし脂肪が気になられるようでしたら、お試しになってみては如何でしょうか。私はもう少し続けてみて、これが本物であるかどうかを確かめてみたいと考えています。
友人間で不気味がられる、黒ゴマきな粉(自分で混ぜている)、粉茶を挽いたものを飲むヨーグルトに入れ、ここにえごまオイルを。これは10年以上続けてますが、どんな効果があるかは不明・・・
「えごまオイル」については、色々とチャレンジしていらっしゃるのですね。感服致しました。私も見習わなければ!!
ただ、きな粉だけは子供の頃から苦手だったのですが、最近になってようやく口に出来るようになりました。妻からは身体に良いのにと怒られていましたが、最近ではそれも無くなり、褒められるようになりました。
抹茶を挽いたものをヨーグルトですか。これ、頂きます!!美味しそうですね。
抹茶好きですから、これなら問題なさそうです。