昔のアルバムを整理しているうちに、つい見入ってしまうことがある。その結果、ぜんぜん片付かないままに整理作業が終了なんてことはしばしばだ。
先日も溜まっていたDVDやビデオなどを整理しようとしていたら、栗塚旭主演の「燃えよ剣」が出てきてしまった。
これはまずい、これは厄介なものが出てきてしまったと思ったが、もう後の祭り。レイター・フェスティバルだ!
気がつけばDVDを再生装置に挿入し、リモコンスイッチの再生ボタンには待ち切れない親指が、スタート前のランナーよろしくその時を待ち構えている。
そして再生の準備が整った次の瞬間には懐かしい映像が流れ始めた。
夜の帳の中、宿屋と思しきその二階で酒宴でもしているのだろうか。酔って騒いでいる勤王の志士たちのその影を、通りの向こうからじっと見つめる一人の男。やがて男は抜刀しその宿屋へと向かって歩いて行く。
ご存知土方歳三こと栗塚旭のドラマ冒頭の名シーンである。このテーマ音楽も良かった。
栗塚旭といえば、「新撰組血風録」の土方歳三役で大ブレークした名優だ。今でも土方歳三といえば栗塚旭、栗塚旭といえば土方歳三のイメージを持つ者は少なくない。何を隠そう、私もその一人である。
過去に新撰組を扱ったドラマは数多く存在するが、土方歳三の役に関して言えば、栗塚旭を超える役者は他にいないのではないだろうか。そう思わせてしまうほど、イメージにピッタリ合致した役者なのである。
新撰組隊士の僅かに残る写真の中でも、土方歳三のそれは一番目を惹くものだ。
クールでいながら、どこか危険な甘さを湛えたその表情。いまだに女性ファンが多いのも頷ける。
そして往年の栗塚旭もまたそんな感じであったなと、和泉守兼定を手に斬り込んで行く彼の後姿に男を見ていた。
という訳で、今回もまったく片付きませんでした。
先日も溜まっていたDVDやビデオなどを整理しようとしていたら、栗塚旭主演の「燃えよ剣」が出てきてしまった。
これはまずい、これは厄介なものが出てきてしまったと思ったが、もう後の祭り。レイター・フェスティバルだ!
気がつけばDVDを再生装置に挿入し、リモコンスイッチの再生ボタンには待ち切れない親指が、スタート前のランナーよろしくその時を待ち構えている。
そして再生の準備が整った次の瞬間には懐かしい映像が流れ始めた。
夜の帳の中、宿屋と思しきその二階で酒宴でもしているのだろうか。酔って騒いでいる勤王の志士たちのその影を、通りの向こうからじっと見つめる一人の男。やがて男は抜刀しその宿屋へと向かって歩いて行く。
ご存知土方歳三こと栗塚旭のドラマ冒頭の名シーンである。このテーマ音楽も良かった。
栗塚旭といえば、「新撰組血風録」の土方歳三役で大ブレークした名優だ。今でも土方歳三といえば栗塚旭、栗塚旭といえば土方歳三のイメージを持つ者は少なくない。何を隠そう、私もその一人である。
過去に新撰組を扱ったドラマは数多く存在するが、土方歳三の役に関して言えば、栗塚旭を超える役者は他にいないのではないだろうか。そう思わせてしまうほど、イメージにピッタリ合致した役者なのである。
新撰組隊士の僅かに残る写真の中でも、土方歳三のそれは一番目を惹くものだ。
クールでいながら、どこか危険な甘さを湛えたその表情。いまだに女性ファンが多いのも頷ける。
そして往年の栗塚旭もまたそんな感じであったなと、和泉守兼定を手に斬り込んで行く彼の後姿に男を見ていた。
という訳で、今回もまったく片付きませんでした。
コメント
生家は、今、親族の方(素敵な女性)が館長をしてらっしゃいます。
面影がどこか似てます。(笑)
京都の哲学の道の傍に栗塚さんの喫茶店があると聞いたことがあります。
我が夫婦も、土方さん=栗塚さんです。(笑)
いるようですね。
・・・残念ながら『生』栗塚さんには遭遇していません(涙)
土方ファンの一人としては、是非訪ねてみたい生家ですね。
ご親族の女性が館長を勤めていらっしゃるとか。アミさんのお話から、さぞやクールビューティーなお方であろうと想像致します。
栗塚さんの自宅が近年まで喫茶店をされていたと聞いていましたが、一度行ってみたかったと後悔しています。
板橋には近藤勇や土方歳三の墓がありましたね。昔、仕事で板橋へ行った際に、思いがけず墓所を訪れることが出来ました。近藤勇は板橋で処刑されましたが、土方は箱館で戦死し、現在も埋葬された場所が分からないといいます。
が、しかし、彼らの魂は今も一緒に天上からこの日本を見下ろしていることでしょう。
まさに当り役でしたね。どうしても土方歳三のイメージが抜けそうもありません。
それから脇を固める俳優さんも良かった!
「新撰組血風録」では斉藤一の左右田一平さん、沖田総司の島田順司さん、近藤勇の舟橋元さん、みんな本物のような存在感がありました。
栗塚さんは今もお元気のようで、NHKの大河ドラマ「新撰組!」にも出演されていました。
機会があれば是非お目にかかりたいものです。